金子國義2011/10/24 01:49

アリス:金子國義
順序通りとするならば、澁澤龍彦氏のことから始めなくてはならないが、10/14より金子國義氏の展覧会が催されているので先にこの人のことを書こうと思う。20年以上昔になるが、澁澤龍彦氏が見いだしたとして紹介されていた。
http://www.kuniyoshikaneko.com/

その時紹介されていた絵を見るなり自分の好みの絵描きであることがわかった。

これは3年前に購入した油彩です。これは不思議の国のアリスのアリスです。絵本の挿絵もしていて、作品も多数あります。

購入するときは、そろそろアリスは最後にしようと思っているとおっしゃってました。

澁澤氏の書斎には大きな金子國義氏の絵が飾れていました。

最近は男性が描かれている作品が多いですが、女性か子供の作品を購入したいと思ってます。

大型のものは高価で無理ですが、小品ならなんとかなるかな。

澁澤龍彦2011/10/31 01:17

悪魔のいる文学史/澁澤龍彦
初めて手にしたのがこの「悪魔のいる文学史」で初めて文庫本になった澁澤氏の著作であった。

友人I氏から、文庫が出たぞと云われて、実はその当時は良く知らなかったのだが、彼が云うのだから間違いないとすぐに購入した。だから、持っているものは初版である。(昭和57年)

澁澤氏専門のフランス文学の紹介だが、これが、全く知らない作家ばかり出てくる。
世の中にはこのような面白い裏の文学(世間では通常語られない)があると知って、これら読むだけでも十分に人生楽しかろうと思ったものです。

この本を皮切りに澁澤作品が次々と文庫化され、貧乏大学生にとっては嬉しいかぎりであった。