青空百景2014/05/02 18:18

青空百景

「マニア・マニエラ」の発売中止が決まったのが1982/2。

で、何と翌月1982/3(~6)には次のレコーディングが始まり

1982/9に発売されたのが「青空百景」。


マニア・マニエラとは180度雰囲気が異なる作品が出来上がった。

そしてこの「青空百景」も傑作となった。

マニア・マニエラと異なり曲はポップで聴きやすいのだが

マニア・マニエラと同様に凝ったサウンドと

わかりやすそうで、わからない十分屈折した歌詞。


ビートルズのサージェント・ペッパーの後のホワイトアルバムに

少し似てないこともないが

ホワイトアルバムはメンバーがそれぞれ自由に作っている感じがするが青空百景はちょっと違うような気がする。

ポップな曲が多いがよく聴くとマニラ・マニエラと同じように非常に緻密に作られている。



文句なく全曲好きです。

名曲「青空のマリー」「くれない埠頭」は当然として


「O・K, パ・ドゥ・ドゥ」


これがくせものでした。

なんだかよくわからないが、不思議な軽さが心をとらえて、

繰り返し歌ってしまう。


ソープ・オペラの恋はO・K, パ・ドゥ・ドゥ


この歌いだし、全くわからない、このわからなさがとても気持ちがよかった。

ああ、わからなくていいよね。という感じ。


曲は、なんと前半が慶一さん、真ん中がかしぶちさん、

そして後半岡田さんの合作。

3人の合作はめずらしい。

歌詞はかしぶちさん、かしぶちさんの合作はめずらしい。


ライブは事情で行けなかった。

FMでライブのオンエアがあった。

レコード買えずに(お金がない)この録音テープを繰り返し聞いていた。

マニア・マニエラはまだ発売されてないので、こっちを先に聴いてしまった。

(青空百景の前にマニア・マニエラの放送があったらしいのだが聞き逃している)

このときのライブは最近になってCD化された。

最近といってももう数年経ってしまったが。

アルバムの曲順が頭の中で放送(ライブ)の時のままだ。


1982は自分は19歳だった。

この「青空百景」と「マニア・マニエラ」で

自分の中でムーンライダーズは不動のNo.1アーティストになった。



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://tougetsudou.asablo.jp/blog/2014/05/02/7300219/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。